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はじめに:遺品整理は自分でできる?失敗しないための基本知識
遺品整理は、故人の遺品を仕分け・整理・処分する作業です。業者に依頼する方法もありますが、費用面や精神的な理由から「自分で遺品整理をしたい」と考える方も多くいます。
しかし、やり方を間違えると相続トラブルや重要書類の紛失につながる可能性も。この記事では、自分で遺品整理をする際の手順・必要な準備・注意点をわかりやすく解説します。
【目次】
- 自分で遺品整理をするメリット・デメリット
- 遺品整理を始める最適なタイミング
- 作業前に準備しておくべき道具・服装
- 自分で遺品整理をする手順【5ステップ】
- 処分してはいけない遺品のチェックリスト
- 遺品の適切な処分方法
- 専門業者に依頼する場合のポイントと費用相場
- まとめ:遺品整理を自分で進めるなら、計画と確認がカギ
1. 自分で遺品整理をするメリット・デメリット
メリット
- 費用を大きく節約できる
- 遺品に触れることで気持ちの整理がしやすい
- 思い出の品を丁寧に扱える
デメリット
- 作業時間と労力がかかる
- 精神的ストレスが大きいことも
- 大事な書類を誤って捨ててしまうリスク
2. 遺品整理を始めるベストなタイミングは?
以下のケースでは、早めに着手することが大切です。
- 賃貸住宅で家賃が発生し続ける
- 相続・税務手続きに必要な書類が未確認
- 遺品の量が多く、時間的余裕がない場合
▶ 一方で、持ち家の場合や急ぎの手続きがない場合は、四十九日法要が終わってからゆっくり進めても問題ありません。
3. 準備すべき道具と服装チェックリスト
必要な道具
- 段ボール(仕分け用に多めに)
- ゴミ袋(可燃・不燃・資源用)
- マジックペン(箱のラベリング)
- 手袋・マスク(衛生&ケガ防止)
- ドライバー・はさみ・工具類
- 台車・車(大型家具がある場合)
作業に適した服装
- 汚れても良い服
- マスク・軍手
- スリッパや滑りにくい靴
4. 自分で遺品整理する手順【5ステップ】
STEP1:作業スケジュールを立てる
部屋ごと・日数ごとに無理のない計画を立て、家族と日程を共有しましょう。
STEP2:必要・不要の仕分けを行う
まずはざっくり分類し、後で細かく精査します。相続関係の書類は最優先でチェック。
STEP3:再利用・リサイクル品の選別
売れるもの・寄付できるものはまとめておきます。費用削減にもつながります。
STEP4:ゴミの分別(地域ルールに従う)
市区町村のゴミ分別ルールを事前に確認し、正しく仕分けましょう。
STEP5:処分と清掃
賃貸物件は特に原状回復を意識して、床や壁などを丁寧に清掃しましょう。
5. 遺品整理で「絶対に捨ててはいけない」ものリスト
分類 | 具体例 |
---|---|
資産関係 | 通帳・印鑑・現金・貴金属・有価証券など |
手続き書類 | 年金手帳・健康保険証・領収書・契約書 |
デジタル機器 | スマホ・パソコン・外付けHDD |
身分証明 | 運転免許証・マイナンバーカードなど |
思い出の品 | 写真・手紙・形見品など |
6. 遺品の処分方法|4つの選択肢
① 寺院などで「供養処分」する
お焚き上げで魂を弔いながら処分。思い入れが深い品に最適。
② 売却(リサイクルショップ・フリマアプリなど)
家電・衣類・書籍・貴金属などは売却して費用回収も可能。
③ 福祉団体や施設へ寄付
寄付先の受け入れ条件を確認し、社会貢献につなげましょう。
④ 専門業者に依頼(まとめて処分)
費用はかかりますが、手間が省け、スピーディに整理できます。
7. 遺品整理業者を使う場合のポイントと費用相場
信頼できる業者を選ぶポイント
- しっかりとした実績を持つ会社かどうか
- 見積もりが明確で追加料金なし
- 口コミ・評判が良好
- 現地確認後に見積りを出してくれる
相場の目安(合同会社LRAassociationの場合)
間取り | 人数 | 料金目安 |
---|---|---|
1R~1K | 1人 | 約30000円~90000円 |
2LDK | 4人 | 約120000円~300000円 |
4LDK | 6人 | 約250,000円~600000円 |
※あくまでも平均的相場の中で排出物の量によって値段の変動があります。
8. まとめ|自分で遺品整理をするなら「計画」「情報収集」「心の余裕」が大切
遺品整理は自分でもできますが、時間・体力・精神的な負担がかかります。
後悔しないためには、事前の準備と正しい知識、そして無理をしない心構えが必要です。
✅ 「捨ててはいけない物」を必ず確認
✅ 賃貸なら早めに行動、持ち家なら焦らず慎重に
✅ 必要なら信頼できる専門業者に相談を
なるべくなら費用を抑えたい・・・。そんな事を考えているユーザー様も多いのではないでしょうか?
そんなユーザー様達に少しでも知識として情報提供をしたい、そんな思いで記事を書かせて頂きました。
もしも、ご自分で作業が難しい場合は、是非ご連絡下さいませ。お客様が満足できるご提案をさせて頂きます。営業エリアは、伊達市・室蘭市・登別市・白老郡・苫小牧・虻田郡を管轄エリアとさせていただいております。該当エリアでない場合も、ご相談に乗る事は可能ですので、是非ご一報下さいませ。
今後とも合同会社ライフリサイクルアソシエーションを宜しくお願い申し上げます。
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